突然ですが、今秋11月10日(水)アルティで上演予定の「十牛図」のことを書きます。
![]() それより以前に漠然と知ってはいたのですが、「出遭った」という感じがしたのはこの時。 ふり返ると河合先生の「明恵 夢を生きる」を作品化して「本来の自分」への意識を強く持ち出した時期だったゆえだと思います。 ![]() ![]() 自分で自分自身へのこんな働きかけを得られる仕事は、仕事冥利につきますねぇ。 ![]() さて、そんな訳でいつか十牛図を・・・と思いましたのに、なかなか出来ず年月が経っていました。 2009年1月。真赤な牛の絵・十牛図・MAYA MAXXの看板に「あっ」と思って何必館・京都現代美術館に入りました。 「見跡」には「はしごを昇るカウボーイ」が画かれていて、その大らかな取り組みに、眼からウロコが落ちる思いがしました。 ![]() 「十牛図」を日本舞踊の題材にするなどということを他の人が不遜なことと思いはせぬか、と恐れる心、何か立派なもの、崇高なものにせねばならないと思う心が、これまで出来なかった理由だ。MAYA MAXXさんのように素直に、今の自分のありのままで創れば出来るのだと。 こんな次第で、現在決まっているのは低く細長い舞台と高い大きな舞台という舞台装置図。そして何人かの演奏の方々。 また、折々書きます。
by senrei-nishikawa
| 2010-04-08 22:37
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